政党メルマガは吉本興業以上

「小泉メルマガ」は「情報」ってのが解ってない
 ここで扱う団体や政党のメルマガは、ここでリンク張っている。
ITってメルマガって思い込んでいる自民党と言うか小泉内閣層には申し訳ないないだけれど、駄文のメルマガを頂戴してアキレテいる。
 小泉政治の外観だけで中身はピーマンより空白ってのが「小泉内閣メルマガ」を実際に読んで解る。つまり「情報」って事が解ってない者が手を出したためにマイナスに作用する典型だろう。小泉純一郎の責任では無く、自民党って体質がこのメルマガを意味の無いトレンド事業にしてしまい、国費の無駄使いの象徴になってしまったのだ。それを、発刊3週間目にして皆気が付いてしまった。
 情報を入手したい人は「各種リンクのページ」にリンクしてるので、ここから申し込んでもらいたい。人の意見を鵜呑みにするより自ら情報を入手することをお勧めする。
 民主党のメルマガは党首討論の後を意識して水曜日の夜に配信される。鳩山氏の「党首討論」の映像にオーバーラップした感想が述べられている。僕はこの情報を見ながらビデオで党首討論を見る習慣がついてしまった。
 方や、小泉メールマガジンでは「痛みに耐えて良く頑張った、感動した」(って、何時の話し?)って、大相撲での「スポーツは感動する」ってな情報が流れてくる。それも、2週間も前の事を書いてる。オイオイ、情報って鮮度が有るのだよ。いまさら何を言ってるんだって読者は多いと思う。
 これなんか、はっきり言わせてもらうが(ここは、常にそうなんだが)小泉内閣に「情報」とか「IT」とかが解るスタッフが居ないって証左だと思う。「ライオン・ハート」は目の回りの黒いパンダに囲まれて外に出れないのだ。
 これがギャグの筆頭であるのが情けない。民主党のメルマガはそれなりに主張を伝えているし、自由党メルマガでは政治の話しをしている。唯一「小泉内閣メルマガ」だけが賞味期限の切れた「エッセイ」なのである。

実行力はゼロの小泉純一郎が変身するためには
 「たぶん」と憶測の域を出ないのだけれど、基本的に小泉純一郎って「ゲッペルス」だと思えてしかたがない。誰かを養護もしくは登場待ちの参謀と思える。本当に「元帥」ならば出来る事に着手するはずだ。してないのは、自己の能力の無さがさせるものなのだ。
 「口先だけのハリボテ内閣」が実態だろう。「国民の支持率の高さ」を利用して仲間を増やせるかが課題だ。自身には何の力量も無い。自民党の異端児(変人)が自民党を代表した政策を行えるのか、もはや「小泉内閣」って集団が、既存の政党に属さない集団として歩き始めているのだ。
 自己に能力が無くても後世に名を残した人が居る。「三国史の「しょかつこうめい」である」。で、象徴的なのは「公明」である。公明党である。それって、小泉内閣の構成員として居ても良いのだろうか。福祉政策と痛みを伴う改革と合致するのだろうか。小泉が成功するためには公明党を切らなければならない。それが、出来るのか。出来なければ、大きな政府であり、福祉のための「大企業から税金を集めて庶民にばらまく」って政策でしかない。この政策で日本は元気にならない。バブルの時の余禄的政策なのだから。
 今は「限られた原資をいかに効率よく配分するか」ってのが政策の重要課題なのだが、公明党って政党は自ら政権を担うことを前提としない、「余禄の使い方」しか政策を持たない集団なのだ。だから、そんな政党と組んで「構造改革」なんか出来るはずがない。
公明党と手を切れ、それが「小泉内閣」が本物の宣言なのだ。今のままでは、「ブロマイド売上ナンバーワン」の首相だた、それだけである。

アドリブに欠ける鳩山由起夫
 まあ、民主党のメルマガを読むと。「言い訳」が強い。もっとも、個人の感情の吐露としては成功してると思うのだけれど、なんか、「反省会」って感じだ。
党首討論をのビデオを見ながら読むと「解る」のだけれど、単独でこの情報を受けとめて何を感じるかと言えば、「負け犬の遠吠え」と感じる。
 相手の出方に合わせて柔軟に対応するのが「ディベイド」の基本なのだが、予め用意されたシナリオを「消化する」のが鳩山由起夫なのだ。とにかく、反省会ゴタゴタ言うのなら本番で態度で見せろって言いたい。「党首討論」てのは既存の建て前を越えて、人と人として野党の党首が時の政権を担う総理大臣と公開の場で意見交換するのだ。にも係わらず、国会の代表質問にしてしまっているのは党首としての鳩山由起夫の限界だ。
 「自分の言葉で話す」ってのが、田中外相、小泉首相をが支持される根源なのだが、鳩山由起夫は「党のシナリオ」で喋っている。おいおい、負けるでぇ。

「青年の主張」に終始する自由党
 頑張っていると思う。メルマガだって、金がかからないように、メールマガジンを使っている。その内容は自己主張の再掲載である。相手を意識していない。
 小沢一郎の国会での党首討論への姿勢は一貫している。「4分で何が出来るのか。だったら、広報の場として使おう」って考え。その意味で討論の後の記者会見で本音が聞ける。主に記者会見情報が自由党のメルマガなのだが、自由党規模だとマスコミは扱わないので、これを別ルートで流す姿勢はIT革命にふさわしいものだ。ただ、いまいち「生年の主張」である。言ってみただけに終わっている。弱小政党としてはしかたが無いのかもしれないが。

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2001.06.12 Mint