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郵政民営化は政局になる、だから民主党は反対に回る必要があるってのは先に書いたが6月頃の小沢一郎氏の読みだった。当時の民主党では部分賛成論もあり党内では必ずしも郵政民営化に反対に統一されていなかった。生真面目な岡田代表なんかは賛成色を匂わせていたくらいなのだから。
これを強引に政局に持ち込んだ小沢一郎氏の戦略を民主党は理解していなかった。理解していれが郵政民営化の方法論に問題ありと声高に叫ぶこともできた。現に選挙戦に入ってから「郵貯、簡保は民営化か廃止。郵便事業国営」って方針があとだしジャンケンのように出てきたのだから。このあたりが生真面目すぎる民主党の弱点でもある。 1)方針 2)戦略(資源の再配置) 3)戦術(戦いの方式) の各段階を順に踏んで実行するのが鉄則だが、生真面目な民主党は戦術の場面で方針に立ち返って議論したり、方針決定時に戦術を考察したりと、ま、生真面目なのか臆病なのか慎重なのか良く解らない態度を取る。これが外から見て党内不一致に見えることは民主党が出来てから連綿と続く党内事情だ。 方や小泉純一郎首相の郵政民営化選挙に向けての姿勢はハッキリしている。1)の方針を打ち出し、反対ならいわゆる刺客を向けて方針を徹底させる。具体的な戦略、戦術は刺客候補をピックアップして党役員に実施を任せる。典型的なリーダーシップの発揮である。 今回の敗北の責任をとって岡田代表は辞任の会見を行ったが、民主党に欠けているものが何かを感じていれば「政権交代の千載一遇のチャンス」なんてはしゃぎ方をしなかったはずだ。実は、準備不足だったと今気が付いてももう遅い。 |
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今回の選挙結果を自民党への置き土産と出来るほど政局は甘くない。小泉純一郎首相自身が今回の選挙結果は短命であることを承知してると思う。任期1年の衆議院議員と覚悟しておくのが良いだろう。
今後の政局は郵政民営化法案の再提出と可決、来年度予算の審議を経て年明けからは自民党のポスト小泉運動が水面下ではじまるだろう。この時期に変人である小泉純一郎首相がどのような行動に移るだろうか。選択肢はさほど多くは無いと思われる。 1)自民党の党規を変更して続行。 これは中曽根康弘首相の時にもあったが、小泉純一郎首相は、この御輿には乗らないだろう。変人の変人たる所以は、自分の考えを改めることに異常に拒否反応を示す。党首討論で「そんな公約が守れないのは、たいしたことでは無い」とギャクギレしたのが好例で「武士に二言は無い」ってことに異常に拘る。 2)小泉首相の座禅譲 これも無い。自分が最高と思っている変人に後継者を指名する意思は無い。これも可能性の低い議論だろう。 3)再度解散総選挙 小泉純一郎首相の今回の選挙の最大の誤算は「自民党をブッツブセナイ」って結果。公約と言うか信念に向けて努力してるのに、なぜ自民党は壊れないのか。何故、自民党を背負わなければならないのか、これが小泉純一郎首相の最大の「敗因」なのだ。だから、辞任直前に総選挙ってシナリオは小泉純一郎首相が変人であり、歴史に変人の記録を刻むために必須の条件なのだ。 |
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ま、選挙後のマスコミで続けてるが、正直言って小泉純一郎首相にとって武部幹事長は選挙で負けたときの安全弁が役割だろう。選挙後の対応として顔出しして頑張っているが所詮、捨て駒なのだってことを本人が解ってない悲惨さを、同じく辞任を表明しながらマスコミに引き出されてる民主党の岡田代表と同じように見える。勝った与党の代表なのに何故か影が薄い。
小泉純一郎首相の変人ぶりが総選挙後の組閣に出てくるのかどうか、ま、中二階の面々がどのように処遇されるのかで方向は読めると思う。もし、中二階が阻害された場合、結局、自民党をブッツブスって信念に変わりは無いってことだろう。 |
選挙の争点は郵政民営化の是非では無いはず
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