ブリジストンアンカーのCA700を購入

コース概要
 結局自転車を新調した。この自転車紀行を始めた頃はホームセンターで購入した19,800円のMTBもどきの自転車。これで2,500km程を走ったら自転車自体はガタガタ。ブロックタイヤだったので幸い一度もパンクは無かったが、後ろギアがよれて回るようになって自転車の買い替え。次がarayaのクロスバイク。これは初期の後輪のギアの緩み以外は故障も無く、7年で7,000km程を走った。この自転車にクランクの緩みが出て、修理をするも完治しない。そこで3台目の自転車購入となる。
CA700  修理に出した自転車店で勧められたクロスバイクはgiantだったのだが、ここで憧れのブリジストン自転車を購入したくいろいろ探してみる。実は最初に新車の自転車を購入したのは中学時代で後ろのみ3段変速の当時で言うドロップハンドル車。これで小樽から共和町まで往復120kmが最大のサイクリング。この自転車が赤のブリジストンだった。だから、今度はブリジストン(自転車部門はブリジストンアンカーに変わったが)が欲しかった。
インターネットでの購入も考えたのだが自転車整備の腕が無い身としては結局カタログで選んで近くの自転車店に取り寄せてもらう。それがブリジストンアンカーの2004年モデル、CA700。
 前の自転車は30km/hを越えるとそれより高いギアが無かったのだが、今度のCA700は通常のクロスバイクよりギアが大きく脚力さえあれば35km/hでの巡航も夢ではない。納車日は雨、週末は天気が悪く、前の自転車からの装備の移動のみでなかなか試乗の機会が無かった。しかも、急激な夏の到来で札幌でも蒸し暑い気温で自転車に乗る気がなかなか起きない。思い切って早朝に札幌トレーニングコースを試走することにあする。 地図

いざ出発
 定番の発寒川サイクリングロードから登り、小林峠を目指す。
CA700の車体の重量はカタログ値で11.8kg。装備を含めると重量的には前の自転車と大差がない。ただ、タイヤが700C-28なのとバルブがフレンチ式で空気圧が高いので走行抵抗はかなり少ない。
CA700
 バンケイへ向かう登りも20km/h程で快調に登る。ただ、タイヤが細いのと堅いので歩道の段差のショックはかなり手に響く。途中からサイクルグローブを履いて振動を和らげる。
また、ハンドルが軽いのでフロントバッグの重さの分ハンドルがふらつく。これは慣れるしか無いが発進の時に気を遣う。ギアは前輪3段、後輪8段の24段で前の自転車より後ろギアが一枚多い。前輪は一番大きなギアで後輪を中間の4段程度で坂を上る。途中で前輪を中間ギアに変えてみるが、それでも15km/h程でパークゴルフ場に到着する。ここで小休止。高度的には半分を登ったことになる。
 ここで水の補給をしてさらに先の小林峠に向かう。帽子を置いてきたので流れる汗が目にはいる。とにかく暑い。風も緩い追い風なので汗が引かない。

CA700だと60km/hのダウンヒルが可能
 小林峠を越えると真駒内に向かってのダウンヒル。自転車店で「ちょっと試乗してみて」と言われて乗った時にブレーキの効きが強くて振り落とされそうになった。ブレーキはshimanoの最新式でタイヤの細さも加わって慎重に使わないと直ぐタイヤがロックする。
慎重にブレーキを掛けながら坂を下る。見通しの良い所でブレーキを解除してスピードを上げるとぐんぐん加速し、スピードメータは60km/hを越える。いつもなら後ろからの車に気を遣うのだが、今日は追い越していく車は無い。体を丸めるともっと速度が出そうだったが、さすがに路面からの振動が激しく上体で風制動をかけるようにして40km/hで坂を下る。新車のためブレーキの効きが良く、車輪かロックしたらと思うと弱くレバーを引くのもためらわれた。高度200m程を一気に下って鮭博物館の水道で顔を洗う。
 1リットルのボトルも半分ほどに減っている。ここから豊平川サイクリングロードで平地の走行感を試そうと思うが強い向かい風が吹いている。CA700の最大ギアで踏み込むが35km/h程で回転には余裕があるが向かい風が強く、これ以上踏み込めない。下りではあるがどうも向かい風は気に入らない。目的地が有ってのサイクリングの場合は、向かい風でも走らなければならないが、今日は自由に自分でコースを設定するのだから、向かい風はパス。
CA700  幌平橋から豊平川サイクリングロードを抜けて中島公園を通って南9条から自宅に戻る。最近感じるのだが地球温暖化の影響なのか風の強い日が多い。自転車には風は強敵だ。坂は上ればいつか下るが風は午前と午後で方向を変える場合がおおく、ピストンコースでも終始向かい風の場合がある。
 サドルに少し違和感があって、もう1,2度試走してみなければ長距離は難しいだろう。サドルの滑りが無いので高いポジションに設定すると踏み込む力がサドルに邪魔される。さりとてハンドルが若干手前なのでスタンディングで漕ぐにはポジションが取りずらい。徐々に慣れていくしか無いのだが。
2004.07.18 (C)Mint 本日の走行30km 走行時間1:50 (車:行き0Km 帰り0Km 合計0Km)

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