隣町探訪....当別町

コース概要
 石狩川を越えて当別町(TOUBETU)へ、江別市のついでに回ってくれば良かったのですが、なんか再出発になってしまいました。
 記録を狙う訳でもなく、やはり1市町村1訪問にしようと思った訳です。(これはすぐ壊れるのだけれど)
 今回の目玉は新石狩大橋と、国道275号線から分岐する当別町です。
妻の実家が留萌郡小平町なので、結構車で275号を走るのですが、この道は当別町の直前で右に曲がり町の中には入りません。(一度間違って入って迷路で迷子になってしまいました)
ルートはひたすら275号なんですが、札幌を抜ける道は各種選べます。
今回は南9条で豊平川サイクリングロードに合流し、これを下り、275号へ出ます。
 将来構想のままほったらかしの豊平側サイクリングコース(何故か、右岸にも左岸にも作りっぱなし)の最後は何故か泥炭地に降った昨日の雨のため水没。一気に通り抜けようと思ったのですが、ここで転倒でもしたら、引き返すことになるので、自転車を降りて横の道を押したのが間違い。なんと、アマゾンの底無し沼化してて、靴がズブズブと埋まっていく。しかも自転車は車輪が見えないくらい埋まって。
 まったく、何考えているのか。結局、水溜りで自転車と靴を洗うはめになったのですよ。この泥炭地には熊の4、5頭埋まってるんじゃないかしらん。
 気を取り直して、275号の雁来橋で豊平川を渡りいよいよ石狩川へ。
 見えてきた、見えてきた新石狩大橋。川幅は、絶対石狩川と思ったら、なんと看板は厚別川。何時も越えている川もさすが、ここまで下流に来ると川幅が広い。
このあたりは、前にも書いたように、誰が歩くのだろうかと思われる幅3mの舗道が道の両脇にあり、自転車には走り易い道路です。おりからの追い風に乗ってスイスイ進みます。
 さらに進むと本物の新石狩大橋。しかし、この橋は古く。舗道が有りません。幅員も大型車がギリギリ擦れ違うことが出来る程度。て、ことは、自転車1台を追い越す余裕が無い橋なのです。なおかつ総延長延長1km。
 車の切れ目を見て力一杯走ります。メータは40km。これがMTBのギアでは目一杯なんですよね。足はシャカシャカ高回転。でも、後ろからトラックが速度ライト3つ付けて追ってくる。
 最後の200mはトラックを従えての走行になりました。(アクセルを踏めなかったトラックの運転手さん、ごめんなさい)。後は平らな道を当別町へ。途中右に曲がれば新篠津ですが、ここは、後の楽しみにしておきましょう。<275号を右に曲がらず、まっすぐ進んで当別町に。
訪問のオヤクソク、役場を捜します。
町並みってのは何処も同じで、なんとなく官庁街。なんとなく歓楽街そいぞれ雰囲気があります。それらしき道を進とありました役場が。ななんと、土曜閉庁ですか、門に鎖が張ってある。
 あのですね、何度も言うようですが、役場ってのは、その町の看板なんですよ。自転車で市町村を回ろうなんてやから(僕のことです)は、役場をひとつの中継所として、ここで、一休みできると出来ないのでは町の印象が変わるのですよ。まったく、当別はボツでしたね。
 でも、役場から近い所に命名の由来は分からないのですが「阿蘇公園」がありました。この公園は絶対オススメです。各種の設備が整っているばかりでなく、随所に石碑があり、ここ当別がどのように開墾されたか、その功労者は誰でなにをしたかが残されています。
 ここで、初めて知ったのですが、当別・新篠津は戦後食料大増産の掛け声のもと、泥炭地に水路を設けて水抜きをして水田の開墾を進めた結果の農業地域だったのです。そういえば、途中で揚水場が点在してました。
 このように記念碑が点在する公園って結構楽しめます。ひとつひとつを見て回るのもその土地の歴史に触れるようでイチゲンの旅人としては楽しいのです。
さて、ここまでメータは40km。そろそろ帰り支度です。
それにしても、秋の日はつるべおとし。6時にはライトを点灯させて、暗くなった自宅に戻ります。
 そろそろ、北海道のサイクリングシーズンは終わりそうです。
94.09.17 本日の走行 80Km

Top Back
All Right Reserved By Mint