メッカ富良野..富良野、中富良野、上富良野

コース概要
 「北海道に行ったら一度は走ってみたい」って本州の奴等が言うから(お、かなり北海道人のコンプレックスが入っているかな)敬遠していたのだが、ま、夏の富良野も行ってみようかと今回訪問。北海道人にとって富良野は自転車のメッカじゃなくてスキーのメッカなんですよ。ワールドカップなんかも開催されますからね。
 地元民が見てどうなのか、やい!。つーことで、行ってきました。
 やっぱり、ここは4カ所、美瑛・上富良野・中富良野・富良野でセットでしょう。たまたま、道の駅「スタープラザ芦別」まではデポ地点にしているので、ここから出発です。道々70号を利用して美瑛を先に攻めれば、あとは、道なりに芦別に戻ってこれます(あ、「ら」抜き)。
いざ出発
 早朝の札幌を出発して、芦別へ。札幌から遠くに足を延ばしているので、ここまで3時間150km程。今回は滝川市からバイパスした後に赤平市から最近出来たバイパス道路を利用して芦別まで市街地を通らずに抜ける。芦別のセーコーマート(北海道のコンビニ)で買い出し。なんと、今日初めてレジする子に当たってしまって、やたら時間がかかる。ここで「遅いなぁ」って言っても何も生産的じゃない。「今日、初めてやったの?」、アドバイスで付いていた店長が「あ、そうなんです。すみません」。「いやいや、そのうち慣れるから、めげないで今日一日頑張ってね」。誰だって、不慣れで怒られてはねぇ。慣れてからの不手際ならともかく。
 道の駅「スタープラザ芦別」で駐車スペースの端に車をとめて自転車の組み立て。何時もなんか、何処かから監視されてるような視線を感じるのだけれど無視。パソコン通信で「道の駅の駐車スペースは公共スペース」と確認してるんだわさ、こちとら。(これは、「道の駅の駐車場で車破損されたら、どうする」って誘導尋問だったのだけれど)

富良野(ふらの)市
 最初は、前に上砂川から抜けた時の道を進む。ここを8km程進んでから新たな道に。道々70号で峠越えして美瑛町を目指す。JRをくぐって、橋を渡ると左に曲がって道々70号。あれ、柵で閉鎖されてる。なになに、崖崩れで閉鎖。があぁん。計画のサーキットコースが取れない。今日は100kmを越えるから、ピストンコースはやりたくないなぁ。美瑛はあきらめるかぁ。色々考えたのですが、とりあえず富良野を目指す。  お?、なんか昔の道と違うなぁ。登り坂があらわれる。ここは、川に沿って平坦な道を進むと富良野なんだけど。右の川沿いに確かに昔の旧道が見える。ダム工事現場が見えるダムを作るため旧道は水没するんだぁ。北海道には多いんだよね。川に沿って道が開けたのだけど、その川にダムが出来ると道のつけ変えをしなければならない。で、その新しい道はアップダウンがキツイ。
 結局、新しいトンネルを2つ抜けて、計画中の「高規格道路」用の橋桁が有るあたりで旧道に合流して富良野を目指します。このあたりは歩道が自転車道として使えないので交通には注意が必要です。
 やがて富良野市。かつて25年前に仕事で訪れた時と比べて町全体が明るい。個々の店も何故か活気がある。ここから南富良野へ向かう場合を想定して車のデポポイントを探すが、どうも市民野球場が最適みたい。道に迷ってしまい、実際には確認できなかった。  ここ富良野の夏祭りに「へそ踊り」があるが、これは富良野が北海道の重心点として測量の起点があるから。これは小学校の校庭に有ったはず。町の中には看板が詳細に有ってあえて探さなくても場所を示してくれる。なんと、25年前には単に囲ってあっただけなのに、緑地整備がされている。観光客も良く知っているようで盛んに記念写真を撮っている。
 ここの碑の後ろの木陰で小休止しながらこれからの作戦を考える。これから中富良野、上富良野を経由して美瑛まで抜けると120kmを越える。ここから芦別までのルートを考えると、かなり走り中心になる。地図を見ると美瑛へは旭川からアプローチするチャンスもある。だとしたら、折角天気が良いのだから楽しみながら100km程度に収めておくことにする。また、ピストンコースを余儀なくされてるが、平行して走る農道が各地にあるので極力国道をバイパスすることにする。

上富良野(かみふらの)町
 富良野市を出て一番東側の東九線を中富良野をバイパスして上富良野を目指す。後日知ったのだが自転車で北海道を旅しているNiftyserveで著名なツツさんがこの路線沿線のスイカ畑でアルバイト中とか。事前に知っていれば絶対訪問したのに。
 風は無風、富良野の畑と水田の混在する農地に囲まれて北上する。富良野の田園風景には北海道でも一種独特な景観がある。考えてみると回りに広がる農地の様相が、水田あり、ニンジン畑あり、ジャガイモあり、トウキビあり、随所に花壇のラベンダーと、他の地位域と比べても格段に作付け品種が多い。これが、変化に富んだ田園風景を形成している。また、遠くに見える山にかかる刻々と変化する雲が風景を豊かにしている。
 左手の国道237号の向こうに、トマムと同じ形式のレンガ色のホテルが見える。トマムのツインタワーの1方だけのような高層ホテルだ。道を進むと途中から十勝岳温泉に向かう登り道のあたりから「斜線道路」。名前のとうりに区画整理された地帯を斜めに横切って国道に向かう。
 この斜線道路の正面が上富良野の日の出公園ラベンダー園が正面に見える。展望台と言うのか宇宙基地というのか、とにかく目立つ。下の駐車場に車をとめて、丘の上にはタクシーか階段を徒歩で登るらしい。タクシーの登る道には監視の警備員が居て、車の侵入を防いでいる。「自転車はいいですか?」聞いてみるもので、あっさりOK。急な斜面を小さいギアで登って展望台へ。下の駐車場からは、さだまさしの北の国からのテーマ曲がひっきりなしに流れてくる。
 残念ながらラベンダーは5分咲きだったが、この公園の良さは単にラベンダーを見せるのでなく、丘から富良野盆地が眺望できる点。まさに富良野らしい風景の終点がここの展望台にある。意味もない鐘が何故かこの風景に似合っている(写真参照)。

中富良野(なかふらの)町
 上富良野の役場で記念写真。残しておいた国道237号を逆に中富良野に戻る。中富良野の役場でも記念写真。富良野に向かう途中で「奈江」の文字を発見。実は不通の道々70号の近くで聞いた話の中に「どうしても山を越えたければ奈江を越えれば良い」って聞いていたのだけれど、半分諦めていたので忘れていた。ここから奈江に向かうと最低、富良野をバイパスできるかもしれない。これで少しはピストンを解消できる。
 国道を離れてこちらの道に進む。看板の指し示す方向に違和感がある。どうも逆だ。持っている地図にはそこまで細かく出ていない。看板に違和感を憶えながら進むと再度左に折れて山に向かう道が続いている。どうやら、看板に間違いは無いようだ。坂を登っていくと今度はT字路。ここを直進すると道々70号に合流するのだが、これは不通。ここから左に曲がり国道38号線に向かう。
 途中に採石場があり、舗装はここまで。ここからジャリ道を進んで国道に合流。なぁんだ、さっき曲がろうか迷った地点にでる。
 ここから、さっき目を付けていた旧道に閉鎖のバリケードを自転車を担いで越えて入る。ま、工事関係者以外立入り禁止だけれど、じゃぁ、「出て行け」と言われても、国道ははるか山の上。なんとかなるだろう。これでまた、ピストンコースを避けれる訳だ。
 ここの旧道は滝里ダム工事の為に用意されているらしい。無人の舗装道路、旧38号線を進んで工事事務所ではチャッカリ滝里ダムの見学公園で記念写真を撮って最後の無灯火に近いトンネルを抜けて、国道38号に合流。
 8km程で芦別の道の駅に出て今回のコースの終了。
1996.07.13 本日の走行 94Km

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