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失うものにも順位がある
佐藤孝行氏の辞任で任命者である橋本首相への追求の手は緩めるのか>朝日新聞、ヤイ!ま、世論という新聞報道の尻馬に乗って、事前協議が無かった(な、訳ないだろう、連立政権なのだから)風を装う社民党もやれやれな訳です。マスコミが盛り上がると読んで先手で「内閣不信任案提出も有り得る」と言った民主党の菅さんも少し勇み足な訳です。 とまぁ、佐藤孝行問題は前回書いたので、その補足として書き足りなかった部分です。 世の中には失うのが恐ろしい事柄が3つある。この3つを恐ろしさの弱い順にプライオリティを付けて上げることが出来ますか? 「財産」、「信用」、「勇気」の3つの場合です。特に正解は無いのだけれど、どのように考えるかでその人の物の考え方が解ります。 僕は「財産」を最初に上げます。一番恐ろしくないと思うからです。財産を失っても取り戻すにはさほど時間が掛からないと思うからです。これは2番目の「信用」と比べてです。「信用」は失うと取り戻すには時間が掛かります。しかも、時間というのは人間には自由にならないもので、自分の寿命の尽きるまでに取り戻すことが出来ない場合すらあるのです。 そして一番失って恐ろしいのが「勇気」です。勇気を失ったらその時点で社会的に死んでいのです。 子供は親を見て育つとしたら、子供は何を見ているかと言うと、やはり上記の価値判断ではないだろうかと考えます。これは職場での部下が上司を見るのと同じと思いますよ。会社で言い訳する人間を見ていると、「子供に恥ずかしくないのかなぁ」と心の中で思います。この精神的足枷が、発揮されるのが家族を持つって意味合いなのです。 |
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