時事問題の中でも永遠の課題がエッセイになる。時流の表面に現れることは少ないが、結局、根底で動いた事象が表面に出てくるのだから。皮相的に事件を追う新聞、裏から事件を追う週刊誌。北京で蝶が羽ばたくとワシントンがトルネードに襲われるって物事の関連性。
それを直線で結べないもどかしさがあるが、エッセイで書き留めておいたことが数年先に事象となって現れることも多い。
一見ノンジャンルになっているが、主に教育とマスコミを中心に書いたエッセイがここに集められている。
後々に「あの事件が予兆だったんだ」と気づくことがあるかもしれないとの思いを込めてここに整理しておく。
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