鹿島とは良く闘った
最近のコンサドーレの試合を見るにプロのサッカークラブの試合になっている雰囲気がある。それまでは高校野球の世界だった。精神のみでプロとしての自覚が無い、ただピッチに出ているだけの存在だった。そのコンサドーレがまったく遅いと思うのだけれど、ここ2試合結構見られる試合を重ねている。
今日(10/27)の鹿島アントラーズとの試合は、鹿島が故障者が沢山居る状況ではあるが互角の闘いだっただろう。いや、サッカーの試合としてはやっと「マトモ」になったと思う。結局、柱谷の馬鹿がメチャクチャにしたコンサドーレがやっとプロのサッカーチームに戻ってきたのだ。
ここで一発、阪神タイガースのフアンのように「責任追求」をしてみようと思う。選手には何も責任が無いのだ、結局、フロントが駄目なのだ。その様は、まさに「阪神タイガース」なのだ。
田中社長にはJ2戦略が有った。
高校の先輩なのでヨイショした事もあるが、経営方針として「J1死守」なのか「J2覚悟」なのか、これは経営者の決断なのだ。この決断は役人出身者には無理なのかもしれない。そもそもプロ球団経営ってのは水商売なのだ、そこに札幌市の助役を勤めた田中氏をあてるのもどうかも思うのだけれど、基本的に経営責任の面で言えば、J1残留を目指した方針は失敗したのだから、J2確定ってことで現経営体制は退かなければならない。
HFC(北海道フットボールクラブ)は柱谷を切った後で「J1残留」って方針を叫んだのだから、この賭に負けたのだから責任を担うべきだろう。外郭団体への天下りでは無いのだ、コンサドーレの社長の椅子は。それが、裏目に出たのだ、だったら、さっさと身を引くべきだろう。それが「経営責任」なのだ。社長は替わっても会社は残る。それが現実なのだ。しかも、札幌市の「コンサドーレ」では無いのだ。堀知事も馬鹿なのだが、Jリーグは地方都市中心にしているのだが、こと、コンサドーレについては「北海道」なのだ。だから、負ければ責任は札幌市、勝てば褒美は北海道ってメチャクチャな状態に有るのだ。
それは、それとして、田中氏には申し訳ないがが、「引責辞任」は「札幌市とも相談して」って以前の問題だろう。「札幌市」に自らが移籍する外郭団体を紹介してもらうまで辞任しないのか。老体を晒すな。いさぎよさを持て。
だが、後任は大事だ。岡田剛元監督を口説け、彼にゼネラルマネージャーを委せろ。ワールドカップ後の全日本代表監督なんて夢を見たようだが、その器では無いのだ。じっくり北海道に腰を据えるかどうか、チャンスをやろうじゃないか。Noならそれで良い。北海道は岡田剛に永遠にNoとなるのだから。
覚悟を持つ事が北海道に生きる印し
岡田剛は「裏切り者」である。北海道を踏み台にして世界へと思っていたのだろう。だが、結果は「浪人」ではないか。コンサドーレのフアンに岡田自身が正面から面接できるのか。それが出来るチャンスを与えようではないか。岡田元監督が本当に北海道に骨を埋める気持ちがあるなら、今までの(全日本の監督指向か!)事は不問にして受け入れよう。そんな気風が北海道なのだ。
僕はマラソンの有森選手がオリンピックで銀メダルを得たときに、北海道マラソンを走った経験が生きていると思った。オリンピックの前哨戦として北海道マラソンを走ったことがどれほど彼女の自信につながっただろうか。北海道は「本州から流れ着いた者の土地」のイメージが長年続いた。最近では「北海道転勤を告げられて家族は泣く。しかし、本社復帰の辞令で再度家族は泣く」と言われてるくらい北海道は本州に無い文化土壌を醸してきたのだ。
岡田! 北海道に来い
あいかわらずの企業献金
信念があるのか「お付き合い」なのか解らないが、政治献金が北海道でも5億円とか。この金を拠出する体力が企業には有るらしい。だとしたら、これをコンサドーレに向けないか? 政治に献金してる金は消費税と同じ「自民党税」なのだ。そんな金を政治は必要とししていないのが「政治の建て前」なのだ。政党交付金制度が出来ても企業が政治家団体に寄付するのは国民への背信行為なのだ。それを辞めるための立法なのだから。
で、「余ってるのかぁ」。
だったら、コンサドーレに寄付しろ。政治資金を市民からの売上で捻り出す時代では無いのだ。その体力は北海道のために使うべきなのだ。僕は、政治献金が北海道のためとは思わない、企業エゴだろう。そのために株主が何も言わないのがおかしい。1円たりとも株主は無駄使いを許さない。だから、みんなで北海道の主たる企業の株主になって、コンサドーレに出せる金を発掘すべきではないか。鈴木宗男に献金する金が北海道の役に立ってないと、道民がつるし上げることだ。同情するのでは駄目だ。
「同情するなら金をくれ!」。コンサドーレは叫んでいる。