|
アルキメデスを悩ませた課題
比重ってのを勉強しましょう。比重っての比(くらべる)重(おもさ)と書きますから何かと比べた場合の数値なんですね。この比重の考え方は昔々の紀元前300年頃のアルキメデスの発見なんですね。発明と呼んでも良いかもしれませんが。正確には浮力の原理を最初に発見し、「浮力は押しのけた水の重量」ってことから物の体積を測る方法に拡張したのです。 ---------------------------------- 王様が細工師に作らせた金の冠が王様が細工師に渡した金と同じ重さなのだが、どうも市中では金を渡した細工師が金をくすねた噂がある。そこで王様はアルキメデスを呼んで「この冠に銀が混じってないか調べて欲しい。ただし、冠を削ったり、壊してはいけない」と頼んだのです。 難問です。少し削って溶かしてみれば原材料は解ります。が、王様の冠です。傷付けることはできません。 悩みに悩んだアルキメデスは解決策が見つからず気分転換しようと風呂に出かけたのです。まだ時間が早いのか風呂には誰も居なくてお湯がいっぱいに入ってました。湯船にアルキメデスが入ると余分なお湯があふれました。 その時、アルキメデスの頭の中でポンと電球が光ったのです。もっとも、電球が光るためにはその後2100年ほど経ってエジソンが電球を量産するまでは無理ですから、火打ち石の閃光のようなものだったかもしれません。 この時、アルキメデスは「ユーレカ!」(解った!とか発見した!の意味、「欧米か!」では無いです)と叫んで風呂を飛び出し、現在のストリーキング(死語か!)のように裸で研究室に帰ったそうです。 ま、「ユーレカ!」は現代では「キタァァ!」でしょうか。 ーーーーーーーーー----------------- ここまではみなさんの既に知っているアルキメデスの原理に関連する情報ですね。 ま、昔話ですから何処まで話の内容が正しいか解りませんが。 |
地球は1年に何回転するの? |
水の融点も氷点も零度 |
|