バラマキに比例して支持率回復
未曾有の経済危機に対して経済対策とかで補正予算のアドバルーンを上げてみた自民党。じざアドバルーンをあげると麻生総理大臣の支持率が上がったものだから、あれよあれよと補正予算規模が膨らむ。仕舞いには経済見通しもへったくれも無くて「3年で40兆円でどやぁ」の暴走ぶり。これでGDPが上がろうが下がろうが、麻生総理大臣の支持率さえ上げれば目的は達したって感覚なんだろう。衆議院の解散総選挙が迫った現時点で税金をバラマクだけの無策ぶりに国民はあきれかえっている。株価がアドバルーンに反応して回復基調なのは今回の経済危機は金融の仕組みのリストラクチャリングによって回復する予測に対して的確に各国が対策を打ったから。そしてその効果が見えてきたから。 GMに代表される企業不況は特定の企業の問題であって今回の経済危機と呼ばれる事象とは別な次元で起きている問題。 にも係わらず「100年に一度の経済危機」を標榜し「政局より政策」と詭弁を弄して衆議院の解散を先送りにしたオオカミ少年が、自らの言動に酔って必要も無い税金のバラマキを経済対策と称して、実は麻生内閣支持率を国民の税金を使って買おうってとんでも無い政策に陥っている。 もはや自民党は補正予算熱に冒された暴走機関車で誰も止めることは出来ないようだ。現実には選挙での当選を目指した買収行為で立派な選挙違反だ。 |
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2009.03.23 Mint
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