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綱領での対立軸を明確にすると
いろいろとネット・サーフィンを重ねながら民主党の綱領作成に向けた対立軸は何かを調べてみた。その途中で解りやすい解説を見つけた。あのミラーマンと揶揄される植草一秀氏の植草一秀の『知られざる真実』である。ここで民主党は大きく3つの項目で立ち位置が違う勢力に分類されると言う。 彼の表現をそのまま利用すると 「正統民主党」は、 @対米隷属からの脱却 A官僚利権の根絶 B政治と大資本の癒着排除を基本方針に据える。 これに対して「悪徳民主党」は、 @対米隷属の堅持 A官僚利権の擁護 B政治と大資本の癒着維持を基本方針に据えている。 である。 国民は衆議院選挙の時に「正統民主党」に投票したのだが、鳩山由紀夫、小沢一郎ラインが中枢から降りた段階で「悪徳民主党」が民主党運営の主体となり、菅直人元総理大臣のキャラクターもあいまって、まったく「正統民主党」色を失った。それがこの1年半であったと述べている。 この分析は民主党の現状を言い当てている。原口一博元総務相が「たかじんのそこまで言って委員会」で、菅直人総理になって「民主党は今、新撰組に乗っ取られている」と述べていたことがあったが、「正統民主党」を乗っ取った「悪徳民主党」を新撰組と呼んだのだろう。 ちなみに植草氏の言う「悪徳民主党」を形成しているメンバーは、 菅−仙谷−岡田−野田−前原−枝野−玄葉−渡部 である。 どのメンバーも権力志向が強くて上から目線のタイプに見える。 |
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2011.09.29 Mint
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