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よそでやってくれ!
東京都知事選挙の政策が「脱原発」ってのは無意味な選挙活動だ。東京都知事が原発に関与できる場面は無い。脱原発の思想信条は持ち得ても政治活動に反映させ「脱原発」を実現する能力は微塵も無い。原発再稼働のプロセスは、原子力規制委員会が審査しその結果を受けて政府が決める。立地知事の承認は法的なプロセスでは無い。あくまで「住民合意」ってセレモニーだ。しかも、東京都には原発は無い。 都民の代表として都政の舵取りをする東京都知事が手が出せない「脱原発」で何をしようというのか。沖縄県知事が「JR安全運行運動」を選挙の争点にするくらい馬鹿馬鹿しい話だ。(沖縄には鉄路が無い) そんなトンチンカンな政策論を持って東京都知事に立候補する候補者に東京都民が票を入れるとすれば、それはアンチ桝添票か、もしくは、雰囲気に流されて自分で考えない都民だろう。 マスコミは東京都知事選挙で「脱原発」が政策たり得ないことを伝えるべきだ。「数字を稼ぎたい」だけで報道する姿勢を改めるべきだ。物事の本質を伝えてこそジャーナリズムに裏打ちされたマスコミなのだから。 なんら実効性が無い東京都知事選挙での「脱原発」は、東京都民を愚弄するものだ。何も出来ないことを解っていて「やります!}と言うのは詐欺に近い。そんな選挙運動は「よそでやってくれ」。 |
2014.01.16 Mint
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