箱根駅伝と会社の経営
箱根駅伝と会社の経営
箱根駅伝の放送を2日、3日と見続けました。 青学大は鉄壁の体制構築で挑んだ結果が出たようですね。 私も「鉄壁の体制」で、デジタル放送で10回の懸賞応募と完走による映像を得ました。
それにしても「駿河台大」が初出場にも関わらず、横浜の鶴見でタスキを渡せたのには泣きましった。今まで「初出場の9校で繰り上げタスキ」になったのは6校なんですね。
「駅伝」の「タスキを繋ぐ」って集団力を感じました。 ま、明日の仕事はじめの「社長の年頭あいさつ」なんかのネタにしたら良いと思います。

例示すると
「組織はグループだと言います。ここに集まった社員のグループですね。
みなさん、小学校の頃に理科の実験で電池の「直列接続と並列接続」を教わった記憶はありませんか。組織はグループなんだけど、昨日「箱根駅伝」をTVで見ていたのですが、駅伝の監督の人事(て、呼んでいいよかな)って大変だと思ったのです。全10区の選手は全部「直列接続」なんですね。
一人が体調を崩してしまうと、このグループ全体がダメージを受ける。じゃ「並列接続」なら良いのかと言えば「競争」にならないくなる」。このあたりは「リスクと効率」ってグループ活動の検討テーマなんです。効率を求めるとリスクが高まるってのは組織論の基本にあります。
さて、新年の方針として会社の組織を「直列の廃止と並列の充実」って設けたいと思います。組織には「この仕事は俺しか出来ない」と思っている自尊心が存在します。職人技と呼んでも良いと思いますが、それは真実でしょうね。ただ、誰にバトンタッチするのかって「並列接続」も大切です。
これって箱根駅伝の「直列接続」です。一方「忙しい時はAさんに手伝ってもらう」これは「並列接続」です。
「箱根駅伝」をTVで見ながら「会社の組織の中に「直列接続」が無いかな」と考えたのが、今年のお正月でした。
どこかにボトルネックがあるなら、それを解消するとグループ、ひいては会社の生産性の向上、利益の向上、みなさんの給与の向上に繋がると思います。」
これは、経営者の「責任放棄」なんだけど、私はコンサル業務では「経営者は「方針」だけ示せ、現場に「戦略」と「戦術」任せろ、余計な事で現場に口出しするな。山本五十六が「戦術」したのが日本の敗戦を招いた(あ、これは個人の歴史観です)ってやってたので、ま、本音です。


2022/01/04
Mint