ウクライナの原発を何故支配する
ウクライナの原発を何故支配する
ウクライナの原発を何故支配する
 前にも書いたけどプーチンの頭の中は「原発は核兵器を作る工場」って発想なんだろうなぁ。
「KGBの文系」なんだろうなぁ(苦笑)。
ただ「一定の仮定を加えると、あり得るのだが」
 無理すれば(経済性を無視すれば)原発のウラン燃料から「汚れた核兵器(同位元素が多すぎて爆発はするが、まき散らす核物質の種類が多様)を作ることは可能だ。でも、ウラン由来は水爆に比べれば威力はすくない、但し「戦術核兵器」にはなる。 核兵器は大きく「戦略核兵器」と「戦術核兵器」に分けられるが、戦略核兵器は規模が「メガトン」級で100万人の都市を破壊できる。
 戦術核は「キロトン」と呼ばれるように「半径10km程度を焼き尽くす(放射能汚染は一説では半径100kmと言われている)。
実はアメリカは1964年当時のベトナム戦争で「戦術核兵器の使用を検討した」のだが、その後の「核汚染」は実質的に「戦争による領土確保(使えない領土形成)」だと実行を否定していた。
今回の「ウクライナ紛争」は「核兵器」って何が出来るのかって「戦争の試金石」だ。「試金石」って言うのは非難を浴びるかもしれないが、私は「核の傘」を信じていない。
ヨーロッパで核兵器を保持しているのはフランスだけだ、他の諸国は「核兵器シェア」だ。つまり、アメリカから供給を受けて「撃つぞ」って姿勢だ。
最近、安部晋三氏が「日本も核シエアすべき」と言っているが、核を運ぶ(移動する)段階で情報が漏れて、攻撃される可能性が高いので現実的では無いだろう.
 ロシアにとって周辺国の米軍基地には「核が有る」と見ているのだろう。実際にはアメリカは核弾弾は本土からの射程距離なので、NATO諸国には配備していなと思う(ただし、戦術核については不明)。
 加えて書いておくと、アメリカには10年ごとに兵器を使って欲しい産業がある。兵器の「有効期限」は10年で、使わずに廃棄するくらいなら「使って消耗」って歴史を昔から舞台を作っていた。
平和ボケの日本が「去年の花火の残りを燃やす感覚」なんだろうなぁアメリカは。軍需産業は「在庫整理」のチャンスを得たのだろうなぁ。

2022/03/09
Mint