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罪名には事欠かない民主党内閣
それも全部、破廉恥罪なのだ。親子手当で政治をしていた「脱税王総理大臣、鳩山由紀夫氏」。自ら辞任を表明しながら時期は未定とし同僚にまで罵倒を浴びせられた「ペテン師、菅直人氏」。そしてマニフェストに無い消費税増税に政治生命を賭ける「詐欺師、野田佳彦氏」。みなさん、良くもまぁ、ここまで国民の信託を裏切ってくれる。政治家とは何かの原点に立つと、彼らの政治家観は「政治家は選挙で当選したら後は何にも責任は負わない自由人」ってことか。菅直人元総理大臣は福島第一原発事故の国会事故調査委員会で「原発事故は国の責任」と、あたかも自分では無く国の責任を追及するスタンスで答弁し国民は唖然とさせられた。 消費税の増税に向けて瀬戸際の野田佳彦総理だが、たぶん、政治生命を賭けて取り組んで命運が尽きるだろう。それは感性的エビデンスでの「消費税を上げるには景気が悪すぎる」でも無く「マニフェスト違反」でも無く「税と福祉の一体改革」のスローガンが既に破綻しているからだ。 税は国の歳入の問題だ。正確には歳入構造の問題だ。一方、福祉は歳出の一部だ。決して税と福祉は同じ土壌で語られるものでは無い。強いて言えば「歳入と歳出の一体化」こそが税制改革に求められる基本原理で、歳出の中から福祉だけ引き出して税制改革を語るのは筋が悪すぎる。だから、福祉が固まらないのに増税路線に見えてしまう。事実、歳出構造は変えずに歳入構造だけ変えようと言うのは「やらずぶったくり」のそしりを免れない。歳出の構造改革は何時やるつもりなのか。 |
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2012.06.07 Mint
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