時事問題、政治、経済、言いたい放題 2012年
2012年12月の時事問題
衆議院選挙が終わって民主党は惨敗。一部には「自爆テロ解散」と揶揄される戦略無き解散が不思議がられているが、ま、野田佳彦氏は党よりも自分の面子を大事にするってことだろう。第三極が反原発を旗印に集結したが結果は民主党と同じ惨敗。自民党が294議席を獲得、この道は何時か来た道になるのか、新生自民党になるのか。ますます政治から目が離せない状態になった。
2012年11月の時事問題
党首討論を仕掛けて一気に衆議院解散へ。野田佳彦総理大臣は「追い込まれ解散へ」。エイペックの外遊の間にクーデターを起こされては大変と、総理大臣の椅子から降ろされる前に衆議院の解散を選んだ。「嘘つき」が決定打だったようだが、ま、今に始まった事では無いってのが国民の感想だろう。巷では信金に立てこもり「野田総理を辞めさせろ」と叫んだ暴漢が出たが、マスコミの扱いは「時間の問題なんだがなぁ」と冷たい。
2012年10月の時事問題
さっぱり衆議院の解散が行われない国会。自民党は年内解散を要求しているが民主党のの野田佳彦総理は、なしのつぶてに近い対応。「近いうちに解散」と言ったがために諸外国とのトップ会談はことごとく破綻。ロシアのプーチン氏は新しい総理になってから話し合いましょうと露骨な野田回避戦略。日本の政治は永久凍土のまま時を浪費している。
2012年9月の時事問題
近いうち解散発言が8/8。9月は衆議院の解散は行われなかった。自民党も民主党も代表選挙が行われ、自民党は安倍晋三総裁+石破登幹事長が誕生した。一方、民主党は野田佳彦総理大臣の続投+輿石東幹事長の体制。どちらにしても「近いうち」が遠のくほど民主党は嘘つき政権の証拠を積み重ねることになる。
2012年8月の時事問題
民主党と自民党の最終合意はトップ会談での決着。衆議院を「近いうちに解散する」って言質で自民党の谷垣総裁は合意した。共に消費税を増税することは悲願だった訳で、決められない政治が、勝手に決める政治に暴走しただけだ。いくら税収を増やしたってザルで水をくみ上げるようなもの。出口の改革は一向に行われない。
2012年7月の時事問題
本来「歳入と歳出の一体化」であるべきなのだが、「税と福祉」に矮小化されたいわゆる消費税法案が民主党、自民党、公明党の三者合意で可決に向けて前進。さらなる民主党の再編劇が進む。選挙で確実に負ける民主党に選択の余地は減る一方。
2012年6月の時事問題
民主党の造反劇が止まらない。「国民の生活が第一」の新党立ち上げに始まり、民主党を離党した新会派の立ち上げが連日続いている。民主党は参議院での第一党を割り込む直前にある。内閣不信任案が国会に提出されたら民主党内の造反も加えると可決される可能性が出てきた。もはや野田佳彦内閣は風前の灯火になってしまった。
2012年5月の時事問題
大飯原発再稼働に向けて時間稼ぎを行って、結局、再稼働。予め落としどころを探る茶番劇か。同じく消費税増税も阿吽の儀式を経て、最終決着は何処に持って行くのか。国会の6/21会期末に向けて重い腰を上げたってことか。にしては、肝心の議論が積み上がっていない。国民不在の国会運営でしかない。この国の形が見えない。
2012年4月の時事問題
ひたすら消費税増税に邁進する野田総理。そのために他の重要政策は手つかず。防衛・外交は言うに及ばず、東日本大震災の復興もまったく進まない。東京で胡座をかいて判断する姿勢がいかに無知蒙昧なのかを象徴している。その間に地方の蜂起がお膝元の東京都を含めて勢い付いている。
2012年3月の時事問題
政治の不透明感を象徴するような民主党の野田総理と自民党の谷垣総裁の秘密会談。その趣旨は大連立の模索であろうが、単独で小沢対策を行使出来ない野田総理の「敵と組んでまでも」の勇み足か。民主党の政治には高校生の生徒会以上の「大人の対応」が感じられない。高校生の生徒会のほうがまだ透明性がある分で優位だろう。
2012年2月の時事問題
よくもここまで不的確大臣を生み出せるものだ民主党は。田中防衛大臣に至ってはまったくの政治音痴で防衛音痴。これにクイズ質問を繰り返す自民党も筋が悪い。政局にしか関心が無い今の国会議員は出直したら良い。国民の代表の意識も無く、党利党略が政治だと勘違いしている議員はいらない。
2012年1月の時事問題
消費税の増税にしか目が行かない野田佳彦総理大臣が不退転の決意で消費税増税を国会に提案するつもりらしい。これで政局になり政界再編成は一気に進み衆議院の解散総選挙になるのか。日本の政治はまったく進歩していない。結局、戦後の教育が今の日本国民を育てたのだ。その責任は国民にふり返ってくるブーメランのようだ。
け。